世の中にいろいろある発声訓練、これはいったい何のため? 1.ウォーミングアップ②

声の源は何か? といったら、空気です。
お腹の筋肉、腹筋を上手に使って、肺の中に溜まった空気を上手に出して喉の中にある声帯を震わせる。

では、空気を上手に出す、とはどういうことかというと、一番いい声を出すためには、空気の出る量を一定にすること。
一定量の空気をずっと出し続けることがいい声を出すコツです。イメージはふくらました風船の口から出る空気のような。

喉を触りながらママママ・・・と発声すると、喉が上がったり下がったりするのがわかると思いますが、大事なことは、できるだけ喉を下げた状態に保つことです。

喉は首とか肩の筋肉にも関係していますから、まずは肩をほぐすために、肩をぐん! と上げて、どん! と落とす。
1番チカラの入っているときと、抜けているときの落差をイメージできるようになることが大切です。

そして、正しい姿勢、それからすべての筋肉パーツを使うためには酸素が必要ですからそれに必要な酸素を補給するための呼吸。
呼吸の訓練からはじめましょう。