「リズムと気持ち!」2.まずはリズムを感じてみよう!

リズムって何かというと、それはある一定のお約束、決まりごとのある音のつながりを『リズム』といいます。
じゃあ、何も決まりごとがなかったとしたら(適当なハンドクラッピングをして)・・・こんな何だかわけのわからないことになっちゃうわけです。
一定のリズムという、決まりごとがあると安定します。
なんででしょう?
それは人間の身体というのはほっといてもリズムを奏でてくれている場所ってのがあるんですよ。
どこだと思いますか?
そう心臓。そして人間の歩行や走るとき。
ですから人っていうのは自然に身体を動かすときにはかならず一定のリズムってのがあって、それが安定する。
そうすると気持ちが落ち着くんです。
うれしくなったり楽しくなったりすることもあります。

今日は何をするかというと、とにかく『音を感じましょう』ってことなんですね。
で、音を感じる、リズムを感じる、で、そのリズムや音を上手に感じると、何が起きるのか?
それをまず体験しましょう、っていうワークショップです。
で、そのリズムをちゃんと感じれたら、次には変なリズム、不安定なリズムもやってみましょう。
そういうリズムでわたしたちは何を感じるのかな?
何が起きるのかな?
それをちょっとここでやってみようと思っています。
りん「リズムっていうのは、実は1、2、3、4、1、2、3、4って流れていく中で、1と2、2から3、3から4、また4から1に戻るときに、ぜんぶ一定の長さを打つんですね。ってことはわたしが感じているリズムっていうのは、横に12341234
と流れるのではなくて、円で流れていると思ってるんです。
リズムは。
4から1に戻るときもおなじ長さ。
今日みんなに円になって座っていただいたのは、そのリズムの長さっていうのを、みんなで体感できたらなあ、と思って円になっていただいたんですけど、でももしみんなでやるときにちょっと不調和なリズムが出たとしても、その不調和のリズムを悪いとは考えずに、「あ、でちゃったな」という感じで感じていただけたらいいなと思っています。
それを体感することで、リズムの『円になっている』という意味とリズムの一定ってなんだろう? とか、不調和ってなんだろう?
とか、それをいまからみんなで体感できたらなと思います。

そしたらみんなで手をつなぎましょう。
今日は8人なので、もうリズムの1234とかも関係なく、12345678を一定のリズムで、わたしから出す波動というか、を、おなじように横の人に伝えていってください。
では行きますよ!

どうですか?
次はちょっと早くしてみましょう!

リズムって目に見えないものなんですけど、生活、生きている全てのことにリズムが入っていて、言葉で出すと1234になるんですが、こころのなかで感じるだけでもとても生活が豊かになるというか、毎日暮らす中でわくわくしたり、ちょっと今日はシンドイから遅いリズムで感じてみよう、っていう、ほんのちょっとのことで大きくいろんな気持ちが変わるってことを、いまみんなに体感してもらいました。

こんどはみんなで手を叩いてみましょう。
りん先生にベースを叩いてもらって、それぞれ好きなリズムで手を叩いてみてください。

おー、すごい~!
これがリズムってヤツですよ。
何が起きるかわかんない。
でもベースに一定のリズムがあると安心して乗れるじゃないですか?
これがリズムなんですね。
これが音楽の基本です。
これがあるとここに歌、メロディーを入れたりハーモニーを入れたりできるけれど、でもこれが基本になるもの。

では、また手をつないで不安定なのをやってみましょう。