「チャーミングボイスで運気を呼び込め!」3.『いつでも自分の声を聴く』ことを習慣にする!

発声の練習をするのでも、白い壁に向かって無機質にやるよりも、何かに対して語りかけるようにやるのがいいわけです。
何に語りかけたらいいか?
朝起きて窓開けて、おてんとうさまに語りかけてもいい。
家の中にペットがいればペットでもいい。
自分のまわりにいる友達、ご近所さんでもいい。
でも、まずは挨拶。
挨拶というのは、実は人間をボケさせないためのすごくいい手段です。
たとえば朝の挨拶だったら、人に声をかけた瞬間にその人の中に朝の清々しい情景や様々なものが出てくるんです。
それが気持ちのいいものだったら向こうもすぐに気持ちのいいものを自分に返してくれます。

わたしの家にもトイプードルが2匹いるんですが、朝の散歩のときに自分とおなじように犬を連れた人と会うとお互い自然に挨拶をする。そしてまったく知らないどうしでも、犬の飼い主同士で楽しいお喋りが始まったりします。
そんな楽しいお喋りのおかげで一日がまた楽しくはじめられる。
そういうことを日々繰り返しているだけでも、けっこういい感じでお喋りできるようになるんです、人間って。
これが練習です。

それで、こうやって喋っていると喉が乾きますので、ここにお水を用意しています。お水っていうか、お白湯です。
わたしたちの身体というのは実は60%が水です。
だから水はわたしたちの親戚みたいなものです。
その水に愛情持って感謝して語りかけてから飲むと、水もなめらかでやわらかく、おいしくなります。これホントです。
仮にそれが思い込みだとしてもいんです。
自己暗示とか、プラセボ、という言い方を医学の世界ではしたりしますが、ところがこのプラセボっていうのが実はとてもデカイいんです。
プラセボは、100のものを持って行ったときに120の効果をあげるといわれています。平均的に。もっともっと効果が出るときは100のもの持って行って200の効果、倍の効果がでることもあります。
もちろん、減るときだってありますが、上手にやると大体平均して20%増しの効果があるといわれています。
さあ、わたしたち、いまの日本人は平均して80まで生きられます。毎日こんなことやって毎日プラセボ効果をあげてたら、96まで楽しく生きられたらどうでしょう?
16年、儲かります。
ね、凄いことです、2割って。
でもウソのようなホントの話、人間気持ちよくいい感じでやってると、いろんなとこで2割得する。
その2割は相乗効果で倍、倍の効果をあげたりする。
つまり、いいお声を使いこなしてゆく、というのはいちばんわかりやすく、わたしたちが生き方をチェンジしていくことに役立つんです。
とっても安上がりですけど、とっても便利な方法です。
それがこの『チャーミングボイス』を作っていく、ということです。

チャーミングボイスを作っていくためにまず習慣にしてほしいのは、いつでも『自分の声を聴く』ということです。
自分の声はいつでも聞こえているんだから、自分の聞えてる声をいつでも自分でいいようにコントロールしよう、よくなるようにコントロールしよう、磨きこめるようにコントロールしよう、そういうふうにやっていると必ず忘れません。
人に喋れば喋るほど忘れません。
いつでもとにかく、どんなに怒ったときでも、まず自分の声を聴こう。
これ、自分に対してのお約束にしてください。
自分の中でひとつのルール、というのを作って、自分の中で繰り返し繰り返しやることで『習い生となる』ということがあります。
習慣づけていることが、自分の性格、性質になる、ということですね。
当然いい性格になったら、いい性格のところへはいろんないいものが集まってきますから。
間違いないです。