音程って、どうすれば安定するの? 2.歌のド頭で声帯を閉じる!

歌の歌い始めの音というのは非常に大事です。
歌のド頭の音をきれいにパン!と出せるかさせないかでその歌のパフォーマンスの完成度は変わってしまいます。

ここに実際の人間の4倍の声帯のモデルがあります。
この部分、アダムズアップルなんていいますが、喉仏ですね、この甲状軟骨の下に声帯が付いていて、開いたり閉じたりします。
空気を吸うとポカンと開いて、声を出すとヒュッと閉じる。これが声帯の動きです。

ではどうやったら自分の声帯が開いてるか閉じてるかを感じられるかというと、よく犬が舌を出してハアハアしているときの喉のポージングは確実に声帯が開いているときなので実際にやってみるといいです。

では逆に閉じているときはどんなふうなのか?
ハッ! とやると声帯が閉じる。

声帯がピッと閉じるとどうなるの? というと、声を出すときに空気が出るタイミングのズレがなくなります。

ですから、歌を歌い始めるときに最初に声帯を閉じてかまえると歌のド頭からきっちり音が出て、音のズレ、ピッチのズレが減ります。
曲のド頭からきれいにスッと音が出るので、曲の完成度が上がります。
フレーズフレーズの頭でちょっと工夫してもらいたいところです。

そして歌の最初が肝心ならやはり最後もとても大事です。
歌のラストは、歌のドラマ、情景の余韻が乗るところですからラストの母音はたっぷり出し切ってください。