ボイスチェック・ソングチェック Part6.3.The Shadow of Your Smile ②

実際、歌のメッセージを届けようと思ったら、ウィスパーヴォイスではなしに、ある程度の音量(声量)でもって歌った方が歌らしくなります。
ですから(とくに最初の練習のときは)ささやき声ではなく、しっかり声をだして歌いましょう。
では、いまいったように歌詞を朗読してみてください。

・・・・・・ハイ、さっきよりずっとよくなりました!
どうですか、皆さん、英語の歌詞だけど何か伝わってくるものがありませんか?

歌を歌えるようになるのって、何百回か練習してからやっとなんですよ!
歌詞を何百回も朗読しまくって、それもナンチャッテの雰囲気ものではなく一語一語をはっきり発音しながら、ちゃんと歌詞の意味もわかったうえで何度も何度もたたきこんで、身体の中に歌詞が染み込んだときはじめてメロディーにのせてムードをだしながらThe shadow of your smile ・・・と歌う。
そこまでやったら、やさしくかわいくいおうと思っただけで勝手に歌詞はかわいくやさしく出てきちゃうの。
だから朗読って意外と役に立つ練習です。

では、ここからは溜息混じりでやらないでふつうに、というか、ほんとうに小学校一年生になったつもりで、ちょっとテンポ付けて歌ってみてください。
キーはこの曲だからこうやらなきゃダメとか思わなくていいです、どうぞ!