2013年8月20日 公開

声を出すこと

人間はどういうことのために声を出すのでしょうか?
もちろん、人と話すためには声を使いますよね。

でも、自分に聞かせるために出す声を御存知ですか?
「えーっと、あれとあれをこうして、うーんとこれはこうだったよな?」などと確認のためにブツブツ言うこともありますよね。
つまり、声を出すということは自分の中で考えをまとめたり、気持ちをまとめることに本当に役にたつことになるんですね。

「はじめに、音ありき」というお話にもあるように、人が何かをしようという時には声を出して自分の想いをまとめ、それをエネルギーに変えていくという行為が効果的です。
としますと、自分の中でまとめるように、大切に声を使っていく。
自分の考えだけでなく、感情を正しくその音に載せていくようにする。

そして、その大切な音を相手に伝えるようにする。

これは時間はかかります。面倒です。しかし、人様の心に届ける音に気を配る時に、そこには御自身の心がのってきます。
しっかり、御自身のエネルギーが相手に伝わります。
これを日々の生活で繰り返していますと、どうなるでしょうか?
やってみてください。

多分、自分も変わりやすくなりますが、周りの環境もあっという間に変わります。
だって、優しく丁寧にお話しする人を嫌う人は世の中、ほとんどいませんから。