ちょっと学習・音声医学

6.声と健康 その2 喉頭炎

ここでは、声と密接な関係のある病気についてお伝えしていきます。

まず、「喉頭炎」について。「喉頭炎」には急性のものと慢性のものがあります。

[急性喉頭炎]

これが一番多い病気で、急に喉が腫れて赤くなる症状、風邪の場合に起こります。

[慢性喉頭炎]

これは風邪でもないのに喉にダメージを受け続ける場合、すなわち喫煙者に多い症状です。
喫煙者はほぼ慢性喉頭炎にかかっているといってもよいくらいです。喉の全体がうっすらと
ピンク色になっていますが、これはたばこの害である熱、タール、煙によるものです。

「燻製」という調理法があることからも想像できるように、煙が喉に及ぼす影響も大きいです。
たばこを吸い続けていても関係なく声は出るという人もいますが、特に50歳を過ぎた女性は
喫煙によって性ホルモンが出なくなることもあり、そうなるとますます声が出にくくなります。
男性も60歳を過ぎると声帯筋という筋肉が衰えてきて声が出にくくなります。
そういった状態にも関わらずたばこを吸い続けるともっと悪い状態になるリスクが高まります。