ちょっと学習・音声医学

4.呼吸器官のしくみ ここで一休み!

呼吸器官についてご3回にわたりご説明して参りました。

ここでちょっと一休み!呼吸筋は不思議な筋肉?

皆さん、筋肉には中枢神経に支配されて自在に動かせる随意筋(身体を動かす骨格筋)と、
自律神経に支配されて自分の意思では動かせない不随意筋(心臓を動かす心筋や胃腸を
動かす平滑筋)があることをご存知ですか?

自分の意思で心臓や胃腸などの内臓を動かすことはできませんが、その一方で睡眠中にも
内臓はちゃんと動いていますよね?私たちが眠っている間も自律神経に支配されてちゃんと
動いているのです。

呼吸筋はちょっと不思議な筋肉なのです。呼吸筋は骨格筋、つまり手や足と同じように
横紋筋でできているので、深呼吸やため息をつくなど、自分の意思で動かすこともできます。
ただ、手や足の筋肉が睡眠中に休んでいるのとは異なり、眠っている間にもちゃんと動いて
います。

私たちが眠っている間に呼吸筋も休んでしまったら大変でしょう?呼吸筋は横紋筋でありながら、
自律神経の支配を強く受けているのです。「不思議な」筋肉と言ったのはこういう理由からです。

ですから、呼吸を整えることで自律神経が整うこともあるわけです。人間の身体って実に
巧妙にできていますね。